24時間劇場イベント『BLOCH AID』出演
沼田花香です。
私が所属する「ウェイビジョン」が2020年に主催したイベント「BLOCH AID」について振り返ります。
【BLOCH AID】「24時間劇場イベント」無観客・生配信を行いました
ウェイビジョン主催「BLOCH AID」24時間劇場イベント
場所:演劇用小劇場 BLOCH ※ウェイビジョンYouTubeチャンネルにて無料生配信
日時:2020年8月8日(土)19:00~9日(日)19:00
無観客の24時間イベントをBLOCHから生配信。イベント中に投げ銭&グッズ販売を行ない、支援された金額をBLOCHに手渡す企画です。
「ウェイビジョン」とは
代表の上田龍成を筆頭に、札幌の演劇・お笑い・イベント・映像などのエンターテインメントシーンに広く携わり、企画・運営・盛り上げを頑張っている集団です。
私は俳優として所属していますが、他にもお笑い芸人やシンガーソングライターの方々も所属し、ジャンルの垣根を越えて共に活動しています。
「演劇用小劇場 BCOCH」への恩返し
「演劇用小劇場 BLOCH」とは、その名の通り札幌市にある小劇場のひとつです。
2019年の末頃から流行したCOVID-19によって、当時BLOCHを含む数多の小劇場が存続の危機に陥りました。
私たちウェイビジョンは、長期化するCOVID-19の流行、またそれに伴う演劇活動への甚大な影響を鑑み、日ごろからお世話になっている演劇専用小劇 BLOCHへの恩返しプロジェクト「BLOCH AID」を立ち上げました。
2020年8月、BLOCHグッズの企画・販売と、無観客・生配信での24時間劇場イベントを実施。巨大クロスワード大喜利、説得エチュードバラエティ、一人芝居、歌、そのほか数々のバラエティ企画で24時間を完走し、手数料を除いた売上の全額をBLOCHへ寄付いたしました。
感染症の流行が次第に落ち着き日常を取り戻した現在、BLOCHもまた数多くの演劇が上演され、変わらぬ姿を取り戻しています。
最後に
感染症の流行によって人々の生活が大きく変化し、エンターテインメントを生業とする人々も活動の存続が脅かされたあの頃。
しかしこの24時間イベントの盛り上がりを目の当たりにしたとき、そんな苦しい時代の中でも人はエンタメを求めているのだなあと感じることができました。
看護師としての経験、自らの体験を踏まえても、人は苦しいときほど芸術や娯楽を必要とするものなのだと思います。
実際にスタッフや出演者や観客、多くの人がこのイベントに集い、オンラインでの視聴、投げ銭、グッズの購入などの形で様々に楽しみながら応援してくれていました。
小劇場の新たな可能性を見つけられたイベントだったのではないでしょうか。
苦しかった時代を超えて、この先も続いていく私たちの活動を変わらず応援していただけますと幸いです。
演劇やすべてのエンタメが今後も発展し、札幌がより一層活気づいていきますように。
ウェイビジョンの活動もぜひ覗いてみてくださいね。
ウェイビジョン
YouTube:https://www.youtube.com/@wavisionx8
X:https://x.com/wavision_x8